最近は家でおせちを作る家庭も少なくなり、市販のセットを購入する方が増えてきました。手間が省けるうえ、値段によっては料亭の味や豪華な具材が楽しめるとあって、こうしたセットの人気は年々高まっています。市販のおせちセットには、常温、冷蔵、冷凍の3種があり、どれを選ぶにあたっても、それぞれにメリットとデメリットがあります。業者を通しての通販セットは冷蔵か冷凍が大半ですが、そのうち冷凍のセットのメリットとデメリットはどのようなものでしょうか。

冷凍のおせちセットの最大のメリットは、保存期間が1~2か月と長いことです。保存のために味付けを濃くしたり、添加物を加えたりする必要がないため、薄味で健康的なおせちが選べるということも利点です。また冷凍のセットは既に盛りつけられている場合が多いため、自分でひとつひとつ盛りつけを行わなくてよい手軽さも魅力のひとつになっています。一方で、冷凍によって味が落ちる場合があるという点がデメリットです。

最近は冷凍の技術も上がり、昔のように極端に味が落ちてしまうことは少なくなりましたが、風味への多少の影響は避けることができません。また、個々の製造業者の冷凍技術や運送業者の温度管理体制によって、鮮度に悪影響を与えてしまうこともあります。そして家庭の冷凍庫の性能や状態によっても風味は左右されます。したがって、冷凍のおせちを購入する際には信用できる製造者や運送業者を選び、家庭の冷凍庫で保存する際はなるべく奥に入れ、冷凍庫内での温度変化を少なく抑えるといった注意が必要になります。

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